明朝中国を支配していた元の力が弱まり、国は乱れ群雄割拠の時代が訪れる。この中で頭角を現したのが、貧農出身の李元璋であった。一方ヨーロッパでは、大航海時代を迎え、競って植民地を得ようと大航海に乗り出す。では、明代という時代はどんな時代であったろうか? 明の前身の元の時代には、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国が出現した。このモンゴル人の活発な征服意欲によって、ヨーロッパ文明とアジア文明は、かき回され東西文明の交流は活発になった。加えて大航海時代の到来により、海域の交易も活発になった。また中国国内では、江南の農業生産が大きな高まりを見せ、元時代に掘削された江南と大都を結ぶ運河によって、国内の生産物の流通も促された。 明は江南に依拠して国を立ち上げたこともあり、元のこうした生産の仕組みを受け継ぎ発展させた。明はさらに清にその生産力と仕組みをそのまま引き渡していくことになる。 |
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2014年12月1日月曜日
「中国百科攻略ノート・歴史編」 明朝 P194をアップしました
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