ラベル 対日妥協政策 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 対日妥協政策 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年10月31日土曜日

国民政府と蒋介石の歴史的評価の見直しが進む

国民政府と蒋介石

蒋介石を祀る中正紀念館
1925年5月には上海で五・三○運動が始まって反帝国主義、民族主義の運動の高揚を背景に、蔣介石は広州の軍閥を駆逐し、国民政府を樹立した。これから、武漢、南京、重慶、台湾と転々としながら長く続いた。従来はその反共主義、対日妥協政策などが厳しく批判されてきた。蒋介石はその中で一貫して権力の中枢の座にあり、良くも悪くも彼を抜きにして国民政府は語ることができない。
 そして中国国内では近年その見直しが進んでいる。国民政府の時代の中には、その反共主義的なかたくなな態度から、長い間中国を分断に導き、近代国家としての出発を大きく遅らせたなどのマイナスの側面も大きい反面、国共合作の時代もあり、中国共産党と協力して対日戦線で勝利したことや、中国の主権の回復、経済発展などに功績を残すなどのプラスの側面もあり、再評価が進んでいる。

国民政府と蒋介石  ☜ 詳しい説明はこちらをクリックしてください